コインロッカー ベイビー。 ボカロ曲の質問です。

「子殺し」「母性崩壊」…日本で児童虐待はどう捉えられてきたか(広井 多鶴子)

コインロッカー ベイビー

村上 龍の『コインロッカー・ベイビーズ』を読みました。 「限りなく透明に近いブルー」が、芥川賞を受賞して、美しい題名に惹かれて購入、期待して読みましたが、麻薬と暴力と乱交の世界にはなじむことができずに読了しましたが、感動はありませんでした。 そのようなことから、1980年に発売になった小説は、1970年代にニュースになったコインロッカーに捨てられた嬰児にヒントを得たのかもしれない『コインロッカー・ベイビーズ』の人気を知りながらも、その後村上龍の小説は読みたいと思わないまま来てしまいました。 その時以来何度か芥川賞を受賞した小説は読んでいますが、それほど夢中になる作家もいなかったために、国内外の古典というか、評価が決まった小説やエッセイなどを読むようになり、新しい本は読む機会が無くなっていました。 数年前から、現代の作家の小説を読むようになり、村上春樹の小説を数冊読んで、ダブル村上と言われた村上龍の小説を読んでみようと思って読んだのが、『コインロッカー・ベイビーズ』でした。 前に読んだ良くない記憶から、しばらく積んでおいたのですが読み始めてみると、暴力的なシーンは多いものの(この小説の中では不可欠なのかもしれません)コインロッカーに捨てられて、乳児院で育つことになる、キクとハシの心理描写に引き込まれて一気に読んでしまいました。 スポンサーリンク 『コインロッカー・ベイビーズ』 のあらすじと感想 コインロッカーに捨てられた嬰児のうち生き残ったのはキクとハシの二人だけだということだが、そんな生い立ちがあってか二人は自閉症と言われて、治療を受けることになりました。 睡眠誘導剤を入れたジュースを飲んで半覚醒状態になった時に暗くして心音を聞かせるという治療だったが、それによってキクもハシもかなり良くなったが、そのことが二人の人生に大きくかかわることになります。 キクは心臓の音に敏感になり、ハシはその音を探して歌手になり成功することになります。 二人は小学校に上がる前に西九州の炭鉱がつぶれた島で双子が欲しいという夫婦に育てられることになり、海沿いを探検したり、炭鉱後を探検したりして過ごすが、デパートに行き舞台で歌っている人からハシは催眠術をかけられて、治療で聞いた音を思い出して、一日中テレビの中からその音を探し始めて学校にも行けなくなりました。 そな時にキクは一人で廃墟に行き、そこに住んでいる青年から最後に東京を廃墟にする「ダチュラ」という言葉を教えられますが、そこに至るまでにはさまざまなドラマがあります。 キクは子犬が欲しくて子犬を連れてこようとした時に親犬にかまれ、廃墟に住んでいる青年に助けられたが、傷はなかなか治りませんでした。 その傷が治るころハシはその音はテレビの中にはないことに気づき、学校に行けるようになります。 その頃キクは棒高跳びに熱中して中学の全国大会で注目される記録を出し、私立高校から誘いが来たがキクは断りました。 ハシと離れたくなかったのだろうと自分で思います。 高校生になったキクは棒高跳びに熱中して、ハシはクラスのみんなと仲良くなっていますが、ある日テレビで、ブーゲンビレアで包んでコインロッカーに捨てたという人がいると老作家が話すのを聞いたことにより家出してしまいます。 その後何処にいるかも分からないまま半年が過ぎたころ、母の和代と一緒にキクは東京にハシを探しに行き、事故にあって和代は死んでしまいますが、キクはそのまま東京に残ることにします。 その和代が死んだ熱い部屋の中で、青年から聞いた東京を壊せという声が聞こえてきて忘れていた暴力がよみがえり、次の日から本屋さんでダチュラとはなんだろうかとしらべはじめ、生物兵器であることを突き止めます。 キクがダチュラを求めて棒高跳びで薬島に入ろうと思っていた日にこのドラマを彩る美しいアネモネと出会い、棒高跳びが見たかったら薬島に入る晩に見に来ればよいというが、失敗してしまう。 助けてくれたのは薬島で暮らしていたハシでした。 ハシはレコード会社の社長のミスターDに見染められてレコードを出してヒットし、マネージャーのニヴァと結ばれ人気歌手として登りつめていきます。 ミスターDは、ハシの出生を売り物にしてレコードの売り上げをもっと伸ばすためにハシの親を探し出し内緒で対面させようたくらみ、捨てた親を探していました。 キクはその頃鰐を買っているアネモネの部屋にいますが、テレビのなかのハシの異常さに気がつきますが、アネモネもキクにとってはハシのように大切な人になっていることを気づいているのです。 アネモネがクリスマスイブの料理の準備が終わろうとしていた時、ミスターDからハシが行っているかと電話があります。 新聞を見るとハシが母親と対面するという記事を見つけたことからびっくりして隠していた拳銃をもって駆け付けたキクに、ハシはその女性はキクの母親だと告げます。 怒りを抑えられなかったキクに近づいた母はやめなさい、私を撃ちなさいと言って引き金を引いた拳銃の前に立ちはだかったために、キクは母親を撃ってしまいます。 裁判の間キクは何も言わずうなだれたまま、力なく判決を聞き、函館少年刑務所に送られるが、他人との接触や会話を嫌い何にも興味を示さないのは事故を起こしてから一貫していたのです。 その頃アネモネは鰐を載せて東北道を走っていましたが、車に接触され鰐が道路に落ちて死んでしまいます。 車も壊れたので電車で函館に向かい、何とかキクと面会できます。 キクは運動会の対抗リレーでで疾走していた時に、子供のころに聞かされた音は母の胎内で聞いた心音だったことを確信します。 自分を生んだ女はなぜ、止めなさい、と言ったのか? すべて行為を中止し五秒前の自分に戻り続けるように言ったか?・・・・・自分を遡り、胎内に帰って、あの音を思い出せと教えたかったに違いない。 ・・・・・・俺が一人になっても生きていけるすべてを一瞬のうちに教えようとした。 あの時周囲の視線に屈せず、俺だけのために立ち上がり、おれの傍に寄って、俺だけに呟いた、俺はあの女を尊敬する、立派な母親だ。 そんな思いで先の二人を追い抜きテープを巻き付けてゴールインした時、やっとなにかが吹っ切れたようでした。 その頃ハシのレコードは売れまくっていて、ニヴァと結婚式を挙げるが、新婚旅行にいかず全国ツアーで盛り上がっているが、ハシは少しずつくるっていき、ニヴァが妊娠しておなかが目立つようになったころ刺してしまうが、命に別状はなかったがハシは精神病院に強制収容されてしまいます。 一方少しずつ元気になったキクは船舶職員訓練科に入りました。 出所した後の職業を覚えるために、いろいろな科がある中で好きな科を選ぶことができるようになっているのです。 函館に留まっていたアネモネは訓練に出た時に脱走を手伝うべく、訓練船を追い車をいつでも出せるようにしていましたが、ある日風雨に巻き込まれたときにほかの二人と脱走してダチュラが沈めてあるのではないかというカギラ島に向かいます。 ダチュラは猛烈な作用があり、それを飲んだ動物も、人間も狂暴になりあらゆるものを襲うということから、海底に沈められたと薬島で聞いていました。 キクはダイバーの雑誌にカギラ島に行ったダイバーはサメに襲われたり、ダイバー同士で殺し合いをしたりするということが書いてある雑誌をアネモネの部屋で見つけていたので、ダチュラを手に入れ、東京を破壊するためにカラギ島に行くことにしていたのです。 ダチュラのボンベを抱えてキクは言う。 渋滞する高速道路をフルスロットルですり抜け疾走するバイクライダーのように生きたいのだ。 俺は飛び続ける。 ハシは歌い続けるだろう。 夏の柔らかな箱で眠る赤ん坊、俺たちはすべてあの音を聞いた。 空気に触れるまで聞き続けたのは母親の心臓の鼓動だ。 一瞬も休みなく送られてきたその信号を忘れてはならない、信号の意味はただ一つだ。 キクはダチュラを掴んだ。 十三本の塔が目の前に迫る。 銀色の塊が視界を被う。 巨大なさなぎが孵化するだろう。 夏の柔らかな箱で眠る赤ん坊達がが紡ぎ続けたガラスと鉄とコンクリートのさなぎが一斉に付加するだろう。 精神病院から東京が爆破された後の瓦礫の中に彷徨い出てきたハシは、その毒のために妊婦を殺そうとしても止めることができずにいたところ自分の一番冷えた部分が舌であることを突き止め、妊婦の口を覗いて、子供のころに聞いた音が心音だったことに気づくのです。 ハシは妊婦の顎から手を離した。 赤ん坊と同じ声をあげながら女から遠ざかる。 無人の街の中心へと歩き出した。 ハシの叫び声は歌に変わっていく。 聞こえるか? ハシは彼方の塔に向かって呟いた。 聞こえるか? 僕の、新しい歌だ。 この小説はここで終わっています。 『コインロッカー・ベイビーズ』を読み終わって この本は若者に感動を与える本だと書いている人がいましたが、私は定年を過ぎた年金生活をするような年になっていますが、大きな感動を覚えました。 文学や芸術を理解するのには年齢は関係ないのだろうと思っています。 その人によるかもしれませんが、私の場合であれば、子供よりも若い者たちを題材にしている、この小説を若かった時には今ほど理解できたかどうかは疑わしく思っています。 その頃には読んでいないのですから比べようがありませんが、人生の最後に近くなっている今だからこそ、理解できることが多いことをこの頃気が付くことが多くなっています。 若い人にとっては、私が生きている年齢は未知の時間であるゆえにそのように感じるのかもしれませんが、人間の心はそれほど老いないのかもしれません。 SL小説のような人間の宇宙を描いた小説は一気に読み終えましたが、なぜか分からないイライラ感にさいなまされていました。 このイライラ感は私の実生活の中のイライラ感なのか、小説を読んでのイライラ感かは、分からないままでしたが、読み終わった時に心は収まっていました。

次の

ボカロ曲の質問です。

コインロッカー ベイビー

ある女性が不本意な妊娠をしてしまった。 子供は欲しくなかったため、悩んだ末に駅のコインロッカーの中に生まれたばかりの自分の胎児を閉じ込め、見つかりにくくするために鍵をかけて、その鍵を公園のゴミ箱に捨てた。 それからしばらくは、罪の意識にさいなまれながらも隠れるように生活し、例のコインロッカーには近づかないようにしていた。 しかし、5年の月日が経ったある日、女性は出張の帰りに無意識のうちにそのコインロッカーの前を通ってしまう。 するとそこには、5才ほどの男の子が一人で立っていた。 「ねぇ、ぼくどうしたの?」 女性は声をかけた。 しかし、男の子は答えない。 「どこから来たの?」 それでも答えは返ってこない。 「ねぇ、お母さんとかはいるの?」 「お前だ!!!!」 コインロッカーに胎児を放置したという事件は度々耳にします。 日本で最初の事件は1970(昭和45 年2月、渋谷の東急百貨店西館1階に設置してあったコインロッカーで起こったものです。 駅のコインロッカーとしては同年7月、浅草駅にて起こりました。 この頃から毎年のように、コインロッカーで胎児が発見されるという痛ましい事件が相次ぎました。 きっとこの怪談話も、この時代に生み出されたのではないでしょうか。

次の

『コインロッカー・ベイビーズ』 村上 龍著|あらすじ

コインロッカー ベイビー

Contents• コインロッカーベイビーの都市伝説 コインロッカーベイビーの都市伝説をご紹介します。 ある日、結婚をしていない年の若い女性が妊娠してしまいました。 女性は子供を育てることなんて出来ない・・・と思い、 誰にも子供を産んだことを言わずに、産んだ後子供を捨ててしまおうと考えました。 そして日が経ち子供が産まれたのですが、女性は子供を置く場所に困りました。 どこか見つからない場所はないかな・・・。 と考えに考えた場所が コインロッカーだったのです。 「ごめんね…ごめんね…」と、自分はとんでもない事をしてしまったという思いはありながらも、彼女はコインロッカーに産まれて間もない赤ちゃんを入れて、鍵を閉めてその場から離れていったのです。 それから数年間、 彼女はそのコインロッカーを避けるようにしていました。 ところがある日、どうしてもそのロッカーの前を通らなければいけない用事ができてしまったのです。 そのため、 赤ちゃんを捨てたコインロッカーの前を走って通り抜けようとしたのですが、コインロッカーの前で、小さい男の子が泣いていたのです。 親とはぐれて迷子になっちゃったのかな?思った彼女は、その男の子に話しかけてみました。 「どうしたの??大丈夫??」 男の子は泣いていて答えません。 「迷子になっちゃったのかな?」 相変わらず男の子は泣いていて答えません。 「お母さんはどこにいっちゃったのかな??」 すると男の子はピタッと泣き止んで、彼女を見ながらこう答えたのです。 「お前だ!!!!!!」 考察 最後の 「お前だ!!!!!!」 というのが本当に怖いですよね。 コインロッカーに捨てられた赤ちゃんはもちろん亡くなってしまったけど、見つけられていなかったのでしょう。 亡くなった後も、ずっとコインロッカーの中にいて・・・ 念仏できずに、お母さんが目の前を通る日をずっと待ち続けていたのではないでしょうか。 そして待ちに待ったお母さんがコインロッカーの目の前を通り過ぎる日。 まるで迷子の男の子かのようにコインロッカーの前で泣いた真似をし・・・ 読み通りお母さんは声をかけてきてくれた。 そこで、「お母さんはどこなの?」という質問まで何も答えずに、この質問がきてから 「お前だ!!!」 と言ったのでしょう。 相当お母さんのことを恨んでいたんでしょうね。 この後お母さんはどうなったのか分かりませんが・・・ 普通に生きていくことはまず出来ていないでしょう。 コインロッカーの忘れ物の中身に関する怖い話 コインロッカーの忘れ物の中身に関する怖い話を、3つご紹介します。 御覧ください。 荷物を取ってきて 1人暮らしのアパートに来客がありました。 息を切らせた女性で、 「室内に入れてください。 」 と言われ、私は切羽詰った様子の「お願いします。 」という言葉に圧倒されて部屋にいれてしまったのです。 「水をください。 」 というので取り合えずソファに座らせて、何があったのか聞き出そうとしたのですが・・・ 「もう、大丈夫です。 」 と何も語ろうとしませんでした。 」 と切り出したのです。 その昔ながらの物言いと、様付けで呼ばれたのが妙に気にかかったのですがとりあえず「お願いは何ですか?」と聞きました。 すると 「JR大阪駅にあるコインロッカーの荷物を取ってきてほしいのです。 」 と言ってきたのです。 理由は、どうしても自分で行くことができないから。 一緒について行くからと行ってもだめと言うだけで、私1人で取ってきてほしいというのです。 行くことの出来ない理由を聞いても 「ご迷惑が掛かるので話せません。 」 というだけだったので、 この時点で、犯罪が絡んでいそうだなと思い 近くに住む後輩を呼び出しました。 見ず知らずの人間を部屋に置いて出かける気は無いので、後輩に大阪駅まで行ってくれないかと頼もうとしたのです。 」と 、私に行くよう要望し始めました。 仕方なく後輩に家にいてもらい私は大阪駅へ向かい、コインロッカーの荷物を取りだしました。 すると、荷物を取りだした瞬間に後輩から電話がかかってきたのです。 ???「どうした?」と聞くと、後輩は慌ててこのように言ってきたのです。 「あの女が目の前で消えた・・・。 」 後輩はかなりパニック状態でした。 私が出かけた後彼女は一言もしゃべらず、無表情のままじっと座っていたそうなんです。 そして、なんとなく目を離したすきに、消えてしまったというのです。 後輩は透き通って消える瞬間を確かに見たと言いました。 私は正直、半信半疑でしたがここで手元に残っているコインロッカーの荷物の存在に気づきます。 何が入っているのだろう?と荷物の中を見てみました。 すると中には古い手紙が1枚入っていました。 )ありがとうございました。 」で始まり 日付と智恵子の署名。 そしてなんと、 その日付は私の生年月日だったのです。 内容は、簡単に書くと 「迷惑かけたので荷物はさしあげます。 」 ということ。 荷物は、油まみれの作業服の上下。 穿き古した女性用下着。 172円入りの財布。 100円と50円はに関しては旧硬貨で、 昭和30年代のコイン。 でした。 果たしてあの女性はなんだったのでしょうか。 もちろん私が家に帰った時には女性はいなくて後輩しかいませんでした。 その後も、私はあの女性に一切会っていません・・・。 死者からの返事 家の最寄り駅のコインロッカーに怖い噂がありました。 コインロッカーの99番に手紙を入れておくと死者から返事があるというのです。 ある日のこと、高校のクラスメイトの女子数人から、この噂を確かめてみようと誘われました。 まあ、帰り道だしいっかと思い、私は付き合うことにしました。 駅はそれなりに広くコインロッカーがいくつかあったため、目当てのコインロッカーを見つけるのにかなり時間がかかったのを覚えています。 人込みから外れた袋小路にあり、寂しい場所にありました。 そこで女友達の1人が用意していた手紙をコインロッカーに入れ、鍵をかけます。 その子は狙っている先輩の好みの女子のタイプについて手紙で聞いたと言っていました。 「返事くるかなぁ。 」 とみんなで話していたのですが、そこで問題が発生。 どうやって返事が来るのか誰も知らなかったのです。 1時間ほどカフェで時間をつぶしてコインロッカーに戻ってきたけど、手紙はそのままでした。 返事らしきものもありません。 長期間のロッカー代を払うほどの熱意は無かったため、手紙を回収し帰ることにしました。 ところが数日後、手紙を用意してた女友達が 「返事がきたんだけど!」 と教室に駆け込んできたのです! 「え?!」 と、みんなびっくりしながらもあの時のメンバーが集まります。 なんと、返事の手紙は自宅のポストに直接投函されていたというのです。 そして、差出人も切手もありませんでした。 「それで・・・何て書いてあったの?」 と女友達の1人が聞いたら、 「みんなで見ようと思って、まだ開けてない」 と手紙を用意していた女の子が答えます。 「え?じゃあ、コインロッカーの返事とは限らないじゃん。 」 「いやいや、このタイミングで、こんな変な手紙がきたんだよ、絶対そうだと思わない?」 そんな会話をしつつ女友達は、手紙の封を切って、中から一枚の紙を取り出しました。 みんな緊張していました。 本当に死神からの手紙なんだろうか・・・ 女友達が折られた紙を開きました。 すると真っ白い紙に、みみずがのたくったような線がいくつも書かれていたのです。 鉛筆で書かれたようでしたが、文字は判別できませんでした。 「なにこれ・・・」 みんな言葉が出ませんでした。 わけがわからない手紙だったんですがなんだか、まがまがしいオーラを手紙から感じたため、みんなの表情が歪んでいました。 そんな中、 「これ持ってないほうがいい気がする。 」 とメンバーの1人が言いました。 この言葉に誰も反応はしませんでしたが、みんなもそう思っていたようで・・・ 手紙はライターで燃やすことにしたのです。 それで終わり。 のはずでした・・・。 そんなことがあった数日後、 おかしな手紙が送られてきた女友達が失踪してしまったんです。 最後に目撃されていたのは、駅。 しかも、 99番のコインロッカーの前に立っていたというのです。 失踪して一カ月たっても彼女は戻ってきませんでした。 ですが、誰もあのコインロッカーのことについては口に出しませんでした。 みんな、コインロッカーに手紙を入れたせいで失踪してしまったんだ、次は自分の番なんじゃないかと思っていたからです。 失踪から数ヵ月が経ったある日。 私は駅のホームに向かって歩いていました。 すると、視界の隅に、違和感があったのでそちらを向くと、 あのコインロッカーの前に立つ人影があったのです。 背中しか見えないけど、失踪した女友達に似ている・・・。 私は人混みをかき分けてコインロッカーの方へ走っていきました。 が、人混みを抜けて、コインロッカーの前についた時には、彼女の姿はどこかへ消えていたのです。 ですが、99番のロッカーが少しだけ開いていました。 まるで口を開いて獲物を待つ化け物かのように・・・。 開けたらダメと頭ではわかっているのに手はコインロッカーに伸びていました。 すると中には1枚の紙が入っていたんです。 これは死者からの手紙・・・いや、失踪した女友達からのメッセージかもしれない!。 震える手を紙に伸ばしました。 すると、 「 ダメ!!!」 後ろから声が聞こえたのです。 ハッと我に返り、手を引っ込め後ろを振り向きましたが、振り返っても誰もいませんでした。 再び私はロッカーの方を向きます。 すると、ロッカーの奥の暗闇から、何かがこちらを見つめているような気がしたんです。 ロッカーから溢れてくるまがまがしい気配が私を包みこんでいる感覚がありました。 「このままここにいたらやばい。 」 そう思い、私はロッカーのドアを叩きつけるように閉めて鍵をかけ、鍵は駅のごみ箱に捨てて処分しました。 もっと早くこうすべきだったのかもしれない・・・あの時に聞こえた声は女友達だったんだろうか・・・。 想像すると今でも恐ろしいです。 近頃はコインロッカーの噂を聞くことも少なくなり、ようやく私も悪夢を見なくなってきました。 ですが先日、急行電車に乗ろうと急いでいると、女子高校生らしき集団が99番ロッカーの前に集まって騒いでいるのを見かけたんです。 「このロッカーだよね??」 「ほんとにあるんだ!!」 怖い噂を確かめにきていたようです。 だけど、残念。 そのロッカーのカギは私が捨てたからもう開くことはないの・・・。 ・・・・・私は目を疑いました。 鍵はないはずなのに、ロッカーが空いていたんですから。 秘密のコインロッカー アメリカのオバマ大統領が2014年4月23日から国賓待遇で来日した際には、駅のコインロッカーが使えなくなっていました。 言うまでもなく、 テロ対策用の措置であります。 コインロッカーに爆発物を仕掛けるというよりは、爆発物の材料や銃器などの保管場所そして、受け渡し場所として使われる可能性が大いにあったからです。 日本政府としては相当な辛労の末に決めたオバマ大統領の2泊3日での滞在でああったため、これだけ真剣に取り組んでいるという姿勢を見せる意味合いもあったのでしょう。 それほどコインロッカーと言うのは危険な物でありながら、不思議な空間でもあるのです。 膨大な人間が行き交う駅の中の小さな空間を数百円という金額で借りることができて、誰もが利用できるからこそ、想像もつかないものが入れられていることもあるのです。 一番最初にご紹介したコインロッカーベイビーと似ているのですが、 1970年代前半にはコインロッカーに新生児やその遺体が遺棄されるという事件が数十件も発生しています。 令和である今も、そのような事件が発生する確率は多いにあります。 恐ろしい事件が起きてしまう可能性のある駅のコインロッカーには、変わったものが入れられていることがあるのです 大手私鉄現役鉄道マンのAさんは、20年近いキャリアを持つベテランで、日々駅で繰り広げられるトラブルの解決に骨身を削っています。 そんな方にコインロッカーに変わったモノが入っていることはないのかと尋ねると、Aさんは話の前提としてこんなことを教えてくれました。 コインロッカーの中身の保管義務についてです。 「コインロッカーは保管して3日が経過すると、管理者が中身を出して別に管理しなければならないことになっています。 」 コインロッカーの中身と言うのは3日が経過すると出されてしまうそうなんです。 このとき駅員がロッカーを開けるようですが、中からなにが出てくるかととても緊張するようですが、その緊張は裏切られ、最も多く出てくるのは大量の雑誌なんだとか。 路上でホームレスが雑誌販売をしているところを見かけませんか? その雑誌の保管場所として使われているというのです。 また、大量のアダルトグッズが捨てられていることも多いようで、思わず触れることを躊躇してしまうものもあるといいます。 そんなものばかりかと思いきや、警察に渡さなければいけないようなものも出てくることがあるのだとか。 それは、 大量のドラッグ。 売人たちは保管場所や受け渡し場所としてロッカーを使うことがあるようなんです。 他にも、 骨壷が出てきたこともあると言います。 どうしてそんなものを・・・としか思えませんよね。 また、ロッカーから何重ものビニール袋に包まれている硬いモノが出てきたこともあり、ビニール袋をはがしていくと、油紙に包まれた掌ほどの大きさの拳銃が出てきたこともあるそうです。 すぐに警察に渡したそうですが、 その拳銃には実弾3発が入っていて安全装置も外されていたのだとか。 少しでも扱いを間違えていたら・・・血の気が引きますよね。 なんの危険性もない雑誌やアダルトグッズから・・・警察に引き渡さないといけないほどのドラッグ・拳銃。 本当に色々なものがコインロッカーには入っているのです。 あなたが普段通り過ぎているコインロッカーの中にも、ありえないものが入っているかもしれませんね。 考察 まず、「荷物を取ってきて」でのあの女の人は一体誰だったのか・・・というのが1番気になるところ。 コインロッカーに名前などを記した手紙を書き、彼女なりのプレゼントを贈ったのではないのかなとも思えます。 そしてそのコインロッカーの中のものを受け取ってくれたため、念仏でき消えたのかもしれませんね。 続いて、「死神からの返事」 このお話では本当に死神に連れて行かれ殺されたから、女の子は失踪してしまったのではないかな?と思います。 「ダメ!!!」という声は死神に連れていかれてしまった女の子だったのでしょう。 そして鍵を捨てたはずなのに、コインロッカーの鍵が開いていたのは死神が鍵を開けたのでしょうね。 次に殺す人を探すために・・・。 あなたは忘れ物、していませんか? あなたはコインロッカーに忘れ物していませんか? 変なものを入れていませんか・・・? そして、 99番じゃなくてもコインロッカーに手紙を入れるようなことはしないようにしてください。 コインロッカーに手紙を入れたらあなたも、死神に連れて行かれてしまうかもしれませんよ・・・。 死にたくないのなら絶対にそのようなことはしないように。 お気を付けください・・・。

次の