高校 総体 中止。 <県内高校生ウェブアンケート>総体中止、割り切れぬ思い 仕方ないで終われない/3年生をやり直したい 読者と記者の交差点プラス |行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

社説|高校総体中止/生徒が前を向ける支援を

高校 総体 中止

全国高校総体が中止となった。 僕らスポーツに携わり人生を歩んできた人間にとって、高校総体はいわば「大学受験」みたいなものだった。 高校総体を通して、これから先のことも考えていた高校生は、不安でいっぱいではないか。 だからこそ、今の君たちに伝えたいことがある。 僕にとって高校総体は、必ずしも輝かしいものではなかった。 1年は200メートルで予選敗退、2年は200メートルで8位。 3年では大会約1か月前に体育の授業で足を18針縫う大けがをして、100メートルで8位、200メートルは走りきれず予選敗退。 語り継がれるほどの実績ではない。 ただ、今思えばそれも幸せなことだった。 その後も陸上を続け、日本、アジアで一番になった。 そして五輪、世界選手権でメダルを取った。 僕はスポーツ選手が持つ夢を 叶 ( かな )えた。 でも、同時に夢そのものも失った。 叶えてしまったのだから。 僕は勝つことだけを、メダルを目指した。 勝利やメダルという「結果」が夢だった。 でも、その夢を叶えた後、どうしても幸せを感じられなかった。 そして僕が知ったのは、大切なのは夢を叶えたかどうかではないということ。 一番大切なのは、「どれだけ真剣にできたか」ということだと知った。 突然、目の前から夢や目標がなくなった時、君は何を思っただろうか? 真剣であればあったほど、絶望や虚無感を覚えただろう。 でも、これだけは言える。 それは君が本当に真剣だったからだ。 絶望を目の前にした今は、本当は君たちにとって一番大切なことを知る時間でもある。 高校総体は中止でも、それだけで人生は終わらないし、全ての答えになることも絶対にない。 今できることを真剣にしていれば、その誠実さを見て、過程を見て、導いてくれる大人は必ずいる。 少なくとも僕はそういう大人に何度も救われ、これまで走ってこられた。 だからこそ、今は真剣さを失うな。 そして、あきらめるな。

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高校 総体 中止

高校総体中止/生徒が前を向ける支援を 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、高校生のスポーツの一大イベント、全国高校総体(インターハイ)の中止が決まった。 全国中学校体育大会(全中)も中止となった。 やむを得ない決定だが、この夏にかけてきた生徒や関係者の無念は察するに余りある。 生徒の心のケアをはじめ、集大成となる大会の実現に向け、関係者の協力が欠かせない。 北関東4県を主会場に実施予定だった本年度の全国高校総体は、東京五輪・パラリンピックの影響を受け、青森、岩手、山形を含む東北から九州まで21府県での広域開催に変更された。 費用不足から全国高校体育連盟(全国高体連)や各競技の専門部が、基金やクラウドファンディングを呼び掛けるなど、関係者が努力を重ねてきた。 全国高体連は「宿泊や移動に伴う感染の危険」「休校などによる練習不足」「医療機関の負担」などを考慮し、全競技の中止を決定せざるを得なかった。 岡田正治会長は「判断の向こうに、目標を失った高校生の姿があることは痛いほど承知している。 この決定は夢を奪うことではなく、安心安全、そして命を守ることを選んだ結果だ」と苦渋の決断を説明した。 部活でスポーツに汗を流す高校生は全国で約119万人(2019年8月)。 昨夏のインターハイには選手約2万8000人が出場した。 都道府県での総体も次々に中止が決まり、多くの高校生が、積み重ねてきた練習の成果を発揮する機会を失っている。 「やむを得ない」ということは理解できても、納得しきれないつらい思いを拭い、心に生まれた空白を埋めることは容易ではないだろう。 高校生活、競技生活最後の舞台と決めていた3年生はなおさらだ。 全国高校選抜大会も全競技が中止となった。 冬季競技や冬休みのサッカー、駅伝、バレーボール、バスケットボール、ラグビーの全国大会、国体が残されているが、予選実施をはじめ不透明な状況は続く。 保護者や指導者もショックや喪失感は同様だろうが、まずは生徒が少しでも前を向けるよう、何より心のケアが求められる。 全国高体連は「安全に部活動ができるようになった際」との前提に立ちつつ、練習の成果を発表できる場の設定を各都道府県の高体連に要望した。 競技を続けたい生徒もいる。 進路選択などで大学や実業団との連携もより緊密に進める必要があろう。 萩生田光一文部科学相は、地域単位での記録会などの開催に前向きな姿勢を示した。 コロナ禍が終息した際は、教育委員会など各地域の関係者も代替大会の実現を支援してほしい。 生徒にとって、このつらい経験も、いつか長い人生の糧になる。 そう信じたい。 2020年05月01日金曜日.

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宮城県高総体も中止へ 30日にも発表 「致し方ない」県高体連

高校 総体 中止

徳島県高校総合体育大会の中止を受け、徳島新聞のLINE ライン 公式アカウント「部活と私」には2日までに、各競技の選手からさまざまな意見が寄せられた。 悔しさをこらえて「引退まで頑張る」と言う選手がいれば、「どう気持ちを切り替えたらいいのか」と失望する選手も。 仲間への感謝の言葉も届いた。 硬式テニス部の3年女子 徳島市 インターハイに続いて県総体がなくなり、悲しいし悔しい。 でも立ち止まっていては次に進めない。 もっとチームがレベルアップし、最高の自分で終わりたい。 これからも全力で自分を追い込んで練習に励む。 硬式テニス部の3年女子 阿南市 試合はないかもしれないが、引退するまで最大限頑張るので、 後輩ら 他の部員もついてきてほしい。 悲しくて悔しい思いを背負った背中ではなく、やりきったという自信に満ちた背中を見せたい。 陸上部の3年女子 石井町 3年生の集大成の場がなくなり、良くない意味で一生心に残る結果となった。 このやりきれなさをどこに向けたらいいのか分からない。 硬式野球部の3年男子 鳴門市 県総体中止の判断は正解だと思う。 野球の大会が一つなくなったのは非常に残念。 でも健康管理の方が優先順位は高い。 新型コロナウイルスでたくさんの人が亡くなっているのに、県総体を開いてほしいというのは間違いだと思う。 ソフトボール部の3年男子 徳島市 今のメンバーと一緒に、練習の集大成となる県総体を戦いたかった。 もう戦えないけど、共に頑張ってきた選手やマネジャーは最高の仲間です。 ありがとうございました。 卓球部の3年男子 阿南市 顧問の先生が、今春退職するときの最後のミーティングで「ここに残す額縁には県総体で勝ち取った賞状を入れろよ」と言ってくれた。 自分たちの成長した姿を先生に見せたいと願っていただけに、悔しい気持ちでいっぱい。 僕たちが果たせなかった目標を後輩に託したい。 卓球部の2年男子 阿南市 一緒に努力を重ねてきた先輩たちと県総体を戦いたかった。 しかし命には変えられないと考えると、中止は仕方ない。 私たちは一つしかない自分の命を大切にし、前を向いて生きていく必要がある。 弓道部の3年男子 つるぎ町 感染者が少ない徳島県の状況からして、県総体は開催できると信じていた。 精神的にきつい。 代わりの大会があるとしても受験勉強もあるので、できれば6月中に開いてほしい。 弓道部の2年男子 上板町 僕よりも悲しみを抱いている先輩たちの分まで、これからも前向きに部活動に取り組むと決めた。 来年いい結果を報告するためにどうすべきか考えて行動したい。

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