君が僕以外の人をいつか選んでしまってさ歌詞。 GOING UNDER GROUND『トワイライト』

3rd Single『君と僕の挽歌』

君が僕以外の人をいつか選んでしまってさ歌詞

気分次第です僕は 敵を選んで戦う少年 叶えたい未来も無くて 夢に描かれるのを待ってたそのくせ未来が怖くて 明日を嫌って過去に願ってもう如何しようも無くなって叫ぶんだ 明日よ明日よもう来ないでよって そんな僕を置いて 月は沈み陽は昇る けどその夜は違ったんだ 僕は君の手を 空へ舞う 世界の彼方 闇を照らす魁星 「君と僕もさ、また明日へ向かっていこう」 夢で終わってしまうならば 昨日を変えさせて なんて言わないから また明日を君とこうやって 笑わせて あれから世界は変わったって 本気で思ったって 期待したって変えようとしたって 未来は残酷で それでもいつだって君と見ていた 世界は本当に綺麗だった 忘れてないさ 思い出せるように仕舞ってるの 君がいてもいなくても翔べるなんて妄想 独りじゃ歩くことさえ僕はしないまま藍色の風に吐いた幻想 壊してくれって願って踠いたって 願ったんなら叶えてしまえやって Eh... 君は言って また明日の夜に 逢いに行こうと思うが どうかな君はいないかな それでもいつまでも僕ら一つだから またねSky Arrow笑ってよう 未来を少しでも君といたいから叫ぼう 今日の日をいつか思い出せ 未来の僕ら ひいらぎの解釈 僕は、気分次第に敵を選んで戦っている少年。 叶えたい未来なんてなくて、勝手に夢に描かれるのを待ってるだけ。 そのくせ未来は怖くて、明日は嫌って、過去に縋って もうどうしようもなくなって叫んだんだ 明日なんてもう来ないでくれよって この曲の主人公「僕」は戦場で戦っている少年です。 戦ってるといっても、敵を選んで、自分の戦いたい相手だけと戦っています。 ここでいう戦いたい相手というのは、自分が苦労せず勝てる相手なのでしょう。 つまり、勝てる相手だけを選んで、自分勝手に戦っているだけなのです。 未来に希望なんて持てなくて、ただただ誰かが描いてくれる夢を待ってるだけ。 その待ってる間も、自分の勝てる戦しかしない、そんな臆病者の自分を歌っているようです。 誰かに夢を描いてもらいたいなんて思いながらも、その未来は怖い。 これだけ自分を臆病だと思っているのですから、仕方ありません。 そんな自分を変えることもできずに、どうすることもできず、 明日なんて来ないでくれと叫んでいます。 この曲はこんな未来を疎みまくっている主人公を巡る曲なのです。 君が僕の手を取っていったんだ。 先ほど、僕は明日を嫌っていました。 明日なんか来ないでくれよと願っています。 それでも、明日が来ないことなんてあるわけがなく、いつものように明日はきてしまうのです。 だけど、ここで新しい登場人物:君が現れます。 僕は普段1人で夜明けを迎えていたのでしょう。 しかし、その夜はいつもと違って、君が現れた。 そして、君は僕の手を取ったのです。 空へ舞う 世界の彼方 闇を照らす魁星 「君と僕もさ、また明日へ向かっていこう」 夢で終わってしまうのならば 昨日を変えさせて なんて言わないから また明日も君とこうやって 笑わせて ひいらぎの解釈 世界の彼方の空を舞う、空には闇を照らす一番星が輝いている 僕は言う「君と僕も、また明日へ向かって生きていこう」 夢で終わってしまうなら、辛かった昨日を変えたい そんなこと言わないから、また明日も君とこんな風に笑いたい 魁星とは北斗七星の第1星から第4星、北斗七星を柄杓になぞらえた時、水を汲み取る部分の星々のことを言います。 それ以外にも試験で一番を取った人という意味もあります。 ただここでは、闇の中で光り輝く一番星、のような意味合いで使われているのではないでしょうか。 僕はいつも通りの日常から急に君がやってきたことから、明日へ向かって生きていきたいと話します。 それまで過去に縋って生きるしかなかった僕が、明日、つまり未来へ向けての希望を見せるのです。 どうしようもなくいきていた昨日を変えたい、なんてそんな無理なことは言わない。 だから未来は君と一緒に笑いあって生きてみたい 君に出会ったことで、こんな風に心変わりがあったのでしょう。 ひいらぎの解釈 君と出会ってから世界は変わったって、本気でそう思っていた 期待したって変えようとしたって、期待した未来は残酷で それでもいつだって君と見ていた世界は本当に綺麗だった その綺麗さは忘れてなんていないよ、いつでも思い出せるように仕舞ってるだけ 僕は君と出会ってからの世界は変わったと本気で思っていました。 それまでの希望の見えない未来から、君と見る素晴らしい世界に変わったと。 しかし未来は冷酷にも残酷で。 期待したってそんな簡単に世界が変わるわけもなくて。 君と出会ってからの世界もこれまで同様酷いものだったのでしょう。 それでも君と見ていた世界は綺麗なままでした。 それは君と一緒に見ていたから。 君が隣にいたからです。 忘れることなんてなくて、僕にとって大事な思い出として心の中に仕舞っています。 きっと僕に取って、君と見た景色は掛け替えのないものなのでしょう。 君がいてもいなくても翔べるなんて妄想 独りじゃ歩くことさえ僕はしないまま藍色の風に吐いた幻想 壊してくれって願って踠もがいたって 願ったんなら叶えてしまえやって Eh... 君は言って ひいらぎの解釈 君がいてもいなくても翔べるなんて妄想だよ 君がいない、独りの状態では、僕は歩くことさえしないままで 孤独な風に君と一緒だったらと吐いた妄想だったんだ 君もいないこんな世界なら僕を壊してくれと願って、腕をもがいてしまったってできるわけもなくて 願ったなら叶えて仕舞えばいいのに、なんて君は僕に言ったんだ 僕は君と一緒に翔ぶことを知ってしまい、独りで翔ぶ怖さを知ってしましました。 君がいなくたって、思い出さえあれば翔ぶことができると思っていましたが、そんなことはあるはずもなく。 君がいなくなってしまい、独りになった僕は歩くことさえできないままで、 独りでなんでもできるなんて、孤独で潰れそうになった僕の吐いた妄想だったと気づいてしまいます。 独りの辛さに気づいてしまった僕は、君がいないようなこんな世界なら、僕を壊してしまって欲しいと。 もう何もできないなら、腕をもがいてしまって欲しいと願います。 でもそんなこともできるわけがなく、独りで進むことを選んでしまうのでした。 そんな願いを聞いた君は、「願ったんだったら叶えればいいのに」 なんて、涼しい顔で僕に語りかけます。 また明日の夜に 逢いに行こうと思うが どうかな君はいないかな それでもいつまでも僕ら一つだから またね Sky Arrow 笑ってよう 未来を少しでも君といたいから叫ぼう ひいらぎの解釈 また明日の夜にでも会いに行ってみようかななんて思うけど、 やっぱり君はいないのかな それでも、君がいなくなっても僕と君はずっと一つだから 笑っていよう 未来を君といたいと願うから、未来に向かって叫ぼう 先ほどの歌詞の中で、君は僕に向かって、壊れてしまいたいならそうすればいいのにと声をかけます。 しかし僕は、まだ君がいるかもしれないこの世界なら生きてみようと決意します。 僕は明日の夜にでも君に会いに行ってみようと思っています。 君はいないかもしれないと思いながら。 それでも僕は君と一緒だから笑って翔んでいよう、と。 独りで翔ぶことの恐怖を克服したのでした。 未来は君といたいと願って、未来に希望を持っているのです。 この曲の中で、主人公:僕は君というかけがえのない相手に出会って、別れて、それでもその思い出を胸に未来に希望を持つようになりました。 アスノヨゾラ哨戒班とは、君を見つけるためにアスノヨゾラ=未来を見て回るということなのではないでしょうか?.

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君が僕以外の人をいつか選んでしまってさ歌詞

渡っていく昼と夜の間こんにちは。 昨日はあったかくて半袖だったけど、今日は長袖でも寒いぐらい。 こうして秋は深まっていくんですねー。 というわけで、『トワイライト』を取り上げてみたいと思います。 ずっと前から秋口のこの時期にこの曲を取り上げたいと思っていたんですが、去年はタイミング的に失敗…。 だからサビだけが極端に引き立ってしまったりしないのでしょうね。 だから一部分を引用して「こうだよね!」って言うのは難しいですが、 風と稲穂の指定席へ座る 上映間近のアカネ空 半袖じゃちょっと寒くなってきたな 待ちぼうけいつも僕の方だ ここの描写が私はすごく好きです。 「半袖じゃちょっと寒くなってきたな」っていう表現だけで、季節感と時間を表すことができますよね。 うっかり半袖を着てしまうぐらいに昼間は暑くて、そしてそれを少し後悔するぐらいに冷え込んでくるぐらいのタイミング。 つまり、 秋の始めの、夕方。 こんな短い表現でこれだけのことを伝えてくるなんて、この歌詞、ただものじゃないっ。 にはでがしがし進んでくれる爽快な曲ですが、1連と8連だけは、だけでしっとりと歌われます。 鉄塔のガイコツ ネオンのゼリー 眠れぬ夜を旅する声 瞳を閉じて広がった世界 あぁ そうかあれは… 鉄塔のガイコツ ネオンのゼリー あぁ そうか あれは 僕の街だ!! 「夢の中で泣いてみたよ」強がったポーズの男の子 この2ヶ所。 歌詞の内容も重複させてありますが、後者は「僕の街だ!! 」が入っているところがポイントですね。 「あぁ そうか」っていうフレーズを勘案すれば、 これが気づきのシーンだとはっきりわかります。 その部分だけ演奏もこうして特徴的なしるしが付けられていて、歌詞の意味がたとえ分からなかったとしても、転換期だということは聞いてちゃんと分かるようになっています。 転換期を示すしるしは、によく訪れます。 とか、でもそうでした。 どちらも新しいメロディが曲の途中(どちらかというと後半寄り)に出てきて、そこが大きな折り返しをイメージさせるものだったりしました。 今回の『トワイライト』は、たまたまイントロと同じ感じなので私は8連もイントロと呼びましたが、言い方を変えれば、曲の冒頭にが付いてるとも言えますね。 ところで、とも呼べる8連、この曲には3個所の「ああ そうか」があります。 鉄塔のガイコツ ネオンのゼリー 眠れぬ夜を旅する声 瞳を閉じて広がった世界 あぁ そうかあれは… 7連。 風と稲穂と速くなる呼吸 生きるってことを知りました あぁ そうか夜の群青色は 誰かが観てた夢のせいだ 8連。 鉄塔のガイコツ ネオンのゼリー あぁ そうか あれは僕の街だ!! 「夢の中で泣いてみたよ」強がったポーズの男の子 最初の「ああ そうか」は、続きがありません。 だからなにかに気づいているんだろうに、私たち読み手にはその続きは教えてもらえません。 もしかしたらそもそも気づいていないのかもしれないですが、だとしても、気づきのすぐそばに近づきつつある気配があるのは間違いのないことです。 この曲は、最初の最初からすでに気づきのさなかにあるのだということができます。 7連の「ああ そうか」には、1連とは違うメロディですがちゃんと続きがあります。 「夜の群青色は 誰かが観てた夢のせいだ」とありますね。 私たちは、疑問の海へ放り投げられてしまいます。 「夜の群青色」ってなに?「誰かが観てた夢」ってなに? 選んでいる言葉は長いし、はっきりと手に触れられるものではありません。 8連になるとそれが「あれは僕の街だ!! 」という手応えのあるフレーズへと変化します。 「誰か」というアバウトな方向から「僕」という確実なものへ、目的となる言葉も進化しています。 きっと主人公のたどりついた答えは、ここだったのでしょう。 でもぶっちゃけ言いますが、 私はこの部分、よくわかりません。 ふわっとしたものから確かなものへと変わった、ということ自体は理解も納得もできるのですが、その「確かなもの」がなんなのか、いまいち決め手にかけることしか考えつきません。 たぶん7連「誰かが観てた夢」は、1連「眠れぬ夜」と結びつくのでしょうし、それは8連「夢の中で泣いてみたよ」とも符合するのだと思います。 でも、つながっているものがなんなのか、まだ考えが及びません。 それからもうひとつ、8連でついにたどりついた「僕の街だ!! 」という結論めいたフレーズは、1連の「鉄塔のガイコツ ネオンのゼリー」という風景描写と関連するものなのでしょう。 でもこれがさっきの「夢」とどういう関係にあるのか、いまひとつ腑に落ちる答えが見つかりません。 だからいまは、簡単に気づいたところだけ列挙しました。 いつかこれが一つの線で結べたらいいんだけど。 23410 さて、1連、7連、8連という特別な意味を持つ連ばかりに注目してきました。 それは、この曲で左記の部分(特に8連)が大事なんじゃないかなと考えたからです。 じゃあ、それ以外の部分はどうでしょう? 8連の前とあとで、本当に歌詞の世界は変わったのでしょうか? 旅立つ勇気を 歩き出す元気を いつも探してる いつも探してる 約束しよう僕らは それぞれの地図を持って 旅立つ事はきっと さよならなんかじゃなくて いつだって主役は君と僕で 期待とプライド背負って 主役は君と僕で それぞれほら違うストーリー ごっそり、8連のあとを引用してみました。 9連と10連です。 これをぼんやりと眺めてから、2連あたりに目を戻してみます。 新しいことは、なにか見つかるでしょうか。 私が気づいたのは、主人公がすごくアクティブになっている、っていうこと。 でも10連は、 旅立つ事はきっと さよならなんかじゃなくて と、その場を旅立つことを選んでいます。 さらに3連では、 胸のポケットに キップが二枚 だったのが、10連では、 僕らは それぞれの 地図を持って になっています。 「キップ」って、未来に約束をしてくれるものです。 キップは未来の権利と引き換えになって、それは安心を約束してくれます。 それに対して「地図」はそんなもの約束してくれません。 地図は情報提供をするだけ。 でも見えづらい自分自身の立ち位置と、それから歩むべき道を、地図はそっと示してくれます。 約束された未来ではなくて、切り開くべきの未来のためのツールを手にしているじゃないですかっ。 ほかにも。 4連では主人公は、 灯りが落ちて ストーリーを探す おかしいな!? 夜は暗いままだ 気付けば僕と君しかいない 風と稲穂のその中で と、なかなか始まらない映画に不安を抱いている様子が見えますね。 「僕と君」は風と稲穂に包まれて、どことなくさびしげです。 そうそう、それから「ストーリー」という単語が出てきますが、ここでは探すものですね。 ところが最後の10連では、 いつだって主役は君と僕で 期待とプライド背負って 主役は君と僕で それぞれ ほら違うストーリー なんて歌われています。 「君と僕」はいつだって主役、と考え方が変わるようになりました。 それに、「ほら違うストーリー」なんて。 ストーリーは主人公が提示することができる単語に変わったんですね。 ストーリーについてはもうひとつ大事なことがあります。 最初は同じキップを持っていたふたりが、最後にはそれぞれの地図を持って、それぞれのストーリーを歩むようになります。 受け身だった主人公は、最後には能動的に変わります(にも同じような変化が訪れましたね)。 そして、いっしょだったふたりの未来は、ばらばらになってしまいます。 でも、それはさよならなんかじゃないのです。 きっとなにか、新しいスタートなんでしょうね。 つながリンク 前回はを取り上げました。 『』では、とにかくたくさんの「いつか」が出てきます。 サビには毎回必ず、 いつかお父さんみたいに大きな背中で いつかお母さんみたいに静かな優しさで と、枕に「いつか」が登場しています。 一方で、『トワイライト』には「いつも」がたくさん。 半袖じゃちょっと寒くなってきたな 待ちぼうけ いつも僕の方だ という言い回しもあれば、 旅立つ勇気を 歩き出す元気を いつも探してる いつも探してる というように、ぜんぜん別の使い方でも「いつも」が出てきます。 「いつか」はないです。 「いつか」というのは、未来のどこかを指し示しています。 「いつも」は違っていて、常にっていう意味をベースにして、いまに軸足を置いている気がします。 『』は、結婚してその先の遠い未来を見据えた曲です。 だから未来を意識した「いつか」がたくさん使われるのでしょう。 それに対して『トワイライト』は、現在の気づきが起点になっている曲です。 だから未来のことよりも「いつも」のほうが大事なのでしょう。 でも取り上げましたね。 歌詞にはたぶん、時制があるのです。 というわけで、『トワイライト』でした。 私はこの曲を現在に軸足を置いているのだと捉えましたが、そういえばトワイライトとはそもそも、空の色の暗闇と光が混じり合う様子を表した言葉でした。 変化の途中を示している「トワイライト」という言葉、この歌詞には直接は出てきませんが、意味的にもすごくぴったりきますね! 私は、すごく好きなバンドのひとつです。 このダイアリーでは女性が歌う曲のほうが若干 多いので、そういう系が好きなのかと思われそうですが、そんなことないんだなぁこれが。 でも、アクセスされている記事を見ると、そのほとんどが男性の、しかもバンドが歌う曲の記事です。 歌詞サイトのランキングとかとはちょっと違いがあって、興味深いところ。

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君が僕以外の人をいつか選んでしまってさ歌詞

さかいゆうというアーティストを語る上で、後世忘れられない、どころか、避けて通ることのできない曲になるだろう。 ひさしぶりのシングル曲となる「君と僕の挽歌」は、それだけの感情が込められた歌だ。 そう、挽歌……今はもういなくなってしまった、かけがえのない人のことを、さかいはこの曲で悼んでいる。 「自分の中から、とても素直に出てきた曲ですね。 これはいつか僕が死んだ時、あいつが『あの曲良かったよ』って言ってくれればいいんです。 だけど同時に、たくさんの人に聴かれるであろうことも考えて、ポジティヴな曲にしたいと思った。 だからその内容をボカさないで、ウソがないように、何回も何回も書き直しして……その間は心がグラグラ来ましたね。 この唄を聴いて元気になってくれる人がいたらいいな、と思います」 ここで言及されている「あいつ」とは、さかいが青春時代を共に過ごした、とある親友のことである。 やけに気が合ったふたりは楽しい瞬間をいくつも重ね、両者の間には尊い友情が芽生えた。 しかしその彼は不幸なことに、突然この世を去ってしまう。 そこからさかいの人生は大きく変わっていくことになった。 亡くなった親友の部屋を訪れたさかいは、そこでエリック・クラプトンやロバート・ジョンソンなどの、もはや遺品となってしまったCDをプレイヤーに入れる。 当時、未来への漠然とした目標も何もなかったさかいに対し、急逝した彼はミュージシャン志望だったのだ。 「その部屋で彼の持っていたCDを聴いていたら……自分はいつの間にか音楽の世界に入ってたんです。 しかしその出発点である音楽の道を選んだ動機として、この親友を失った出来事はあまりにも大きかったのだ。 「君と僕の挽歌」の唄い出し、いきなり聴き手の心のド真ん中をわしづかみにする<淋しさは続くだろう この先も>という言葉は、その赤裸々な感情に他ならない。 「ソングライトしながら、やっぱり泣けてきましたね。 言ってみれば、この歌はバラードではないんです。 サウンドはロックじゃないけど、すごくロックな気持ちで唄ってます。 それに彼が死んだって、僕は生きていかなきゃいけないわけですからね……」 歌の中でとりわけ印象深いのは、サビの<How's it going? How's it going? 調子どうですか?>というフレーズだ。 この世にいない相手に向かって何度も語りかけられるこの箇所には、さかいのリアルな心模様が浮き彫りになっている。 「死んだあとにどこに行くかなんて、わからないじゃないですか? たとえば彼の骨を焼いたら、その煙が雨に吸収されて、その雨がどこかのトウモロコシか何かの栄養となって、それを僕が食べるかもしれないし……そういうふうに<どこかで生き続けてるな>と思えることが、僕は救いがあると思うんです。 そういう意味も込めて<調子どうなのかな?>って。 こちらも元気じゃない時もあるし、<空見上げるばかりさ>なんですけどね。 聴く人には、これを遠くの友達と重ねてもらってもいいし……そんな歌ですね」 せつなそうな、悲しそうな表情を浮かべるさかい。 いや、悲哀や孤独は今までの彼の歌にもあったが、この曲でのそれは途方もなく大きく、重たい。 しかしそこに希望のような感覚もかすかに宿っているのは、本当に素晴らしいと思う。 そしてこうしたテーマに向かう原動力となったエモーションは今、自身の音楽の、歌のあり方を変えようとしている。 3年前のデビュー当時のさかいはシルキー・ヴォイス云々と言われたものだが、マルチ・プレイヤーである彼は、その声質も含め、どちらかといえばサウンド指向だった。 それがここではグッと歌に意識が向かっているように思うのだ。 「いまエディット・ピアフにハマってるんですけど、毒っ気があって、でもすっごい悲しいですよね。 ビリー・ホリデイとかもそうだし、フランク・シナトラやマーヴィン・ゲイなんて歌にストーリーが見えるんです。 そんなふうに最近は<どうやったらいい歌唄えるんだろう?>ってことをよく考えていますね」 こうして自分の世界の開拓に必死だという彼は、去年の全国ツアー終了後からずっと制作に打ち込み、試行錯誤をくり返しているようだ。 その成果は今年、そう遠くないうちに耳にすることができるはずである。 「アッパーだったり、サビがキャッチーだったり、シングルの候補になる曲はいろいろあったんです。 でも僕はどうしても<君と僕の挽歌>をシングルにしたかったので、うれしかったですね。 これが自分が一番伝えたいことだし……それに僕は<頑張ろう>以外の言葉を使って、人を元気づけたかった。 そのためにはやっぱりリアリティのあるもの、自分の一番触れられたくないところを書くしかない、と思ったんです」 その時、揺らめいていた彼の瞳が、強く輝いた。 2012年、春。 さかいゆうの歌の、新たな扉が開かれようとしている。

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